記録
E・ヘミングウェイの短編小説を映画化し、R・シオドマクやA・タルコフスキーが短編で映画化されている。今作はシオドマクの『殺人者』をD・シーゲルがリメイクし、『殺人者』では被害者の視点で描いているが、今作では殺し屋の視点で描いている。
原作はこの映画を観る前に読んだが、この『殺人者たち』は原作に近いかもしれない。殺し屋にはL・マーヴィン、ヒロインにはA・ディキンソンが出演している。特にA・ディキンソンは今作では悪女で、『リオ・ブラボー』とは一味違う役を演じている。
作品もバイオレンス描写が多く、カルト的な作品だと捉えられる。音楽はまだ名を馳せる前のJ・ウィリアムズが担当している。それと今作にはアメリカ大統領になる前のR・レーガンが結構重要な役で出演している。
あとはシオドマクとタルコフスキーの『殺人者』を観るだけ。