ジャン56

殺人者たちのジャン56のレビュー・感想・評価

殺人者たち(1964年製作の映画)
3.0
倒叙的な導入部からの回想プロットがメインという時点でかなりシブいが、イチャつくアンジーDとカサヴェテスのくだりが地味に長くダれてくる。ラストで業を煮やしたマーヴィンが時間がねぇーんだよ、とその辺はしっかり代弁してくれ絶命、大円団となるが、ここまでが如何せん長い…。

やはり「殺人者たち」のパートが圧倒的にクール。
ネタのためにゃー男女厭わずぶち殴って回るいかれ具合。
ディッキンソンがゲス女過ぎてとにかくはたかれまくる。
マーヴィンはもとよりクルーギャラガーのネジ外れ気味の軽さが絶品。