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翼に賭ける命のSEULLECINEMAのレビュー・感想・評価

翼に賭ける命(1957年製作の映画)
5.0
「いやぁ、映画ってほんとにいいもんですね」
という台詞を思わず言いたくなる。こんな映画、大好き。
ニコラス・レイ、そしてファスビンダーへと確かに繋がる男性的メロドラマが、そしてハワード・ホークスを感じるフィルム・ノワール的なハード・ボイルドがそこにある。
シネスコで撮った飛行機は本当に美しいし、何よりモノクロでしか撮れない諦念みたいなものが泣ける。

P.S.
これからは「昨日何してたんだ?」という質問には「文学を語り合ってた。半裸の金髪の美女と」って答えるようにする。
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