ジェームズ・ガン監督脚本。『パラサイト』や『ザ・グリード』に近いながら、ゾンビものも混ざった独特のテイスト。結構エグいシーンもあるけど、肉々しいクリーチャーの造形が素晴らしい。片田舎故の人間模様とかスリリングなラスト、怪物とのご対面で思い出の曲が流れるといった音楽の使い方なども良いです。
報われない愛に命を張るとか、端から見たら不幸そうでも実はそうでもないとかが同監督の『スーパー！』に通じるな。『ウォーキング・デッド』等のマイケル・ルーカーが物凄い特殊メイクで頑張ってるのが超イイです。日本人の施したネイルアートが役に立つとか『エルム街』みたいなカットがあるのも面白い。
