浮浪者の楽園、ネオレアリズモの美しき変奏。
資本主義との対立も鳩の力で神話的に処理され、溢れ出る石油を囲んで踊り石像を美しい女性へ変えてしまうファンタジー。
ここでは身体障害も肌の色も関係なく男は…
後半出てくる合成の幽霊や白塗りの天使はスゲー不気味だし、何かしらのハンディを持つ者に対する主人公の労わり方も今の倫理観なら確実にアウト
他にも色々とブッ飛んだ要素のあるこの映画を「自転車泥棒」と「…
そんなバナナファンタジー。と見せかけて風刺作品。キャベツ畑から赤ちゃん、育ててくれた素敵なおばあちゃん、数字、足下に幸せを、孤児院、鞄…なんて可愛らしい映画なの!というのが第一印象。ホームレスの小屋…
>>続きを読む絵に描いたようなユートピア幻想の映像化作品である(多分に共産主義的)が、デ・シーカの映画的遊び心が実に楽しく映画としての魅力に溢れている。
資本家は資本家としての、また貧困地域の住民は貧困地域の住民…
【第4回カンヌ映画祭 パルムドール】
『自転車泥棒』『靴みがき』のヴィットリオ・デ・シーカ作品。
かなりハチャメチャなファンタジーコメディ!勢いで押し切られた感がすごい笑
キャベツ畑の赤ちゃんは…
なんか、なんでこんなにも
最近、古い映画にハマってるのかなぁって考えてみたんだけど。
なんだか、スキがあるんだよなぁ。
こちら側に一任してくれるところがあると言うか
信頼されていると言うか。
みな…
以前DVDなどで。デシーカ作品で好きな映画。キャプラの素晴らしき哉人生などの作品に影響を受けているような雰囲気のファンタジードラマ。キャベツ畑に捨てられていた男の半生。後半はファンタジー描写満載。い…
>>続きを読むキャベツ畑に捨てられた使徒トトの物語。
とにかく人のために尽くす彼。たまたま他人の召使いに水をかけられた時に「大丈夫です!僕水好きなんで!」って無理のある冗談で召使いを庇ったら、そのあとその娘がお…