ミラノの奇蹟の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

『ミラノの奇蹟』に投稿された感想・評価

「自転車泥棒」のデ・シーカがこんな作品を撮るのかと驚く。合成特撮もありのファンタジー。土地の持ち主との攻防なんて、ちょっとマーベル作品ぽさもある。いやまじで。主人公のトトが基本的にとてもいい奴で、前…

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キャベツ畑で赤ん坊の主人公が発見される冒頭や幽霊が平然と出てくる展開等荒唐無稽さが全体的に目立つデ・シーカの異色作ながら、リアリズム的描写は相変わらず見事なものがあったので見応えはあり、何とも不思議…

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だいぶめちゃくちゃな映画。
始まり方からもうすでにリアリティ全部かなぐり捨ててるパワープレイ振りがずっと続く1時間半。

基本は、ブルジョア叩き部分がちょっとアカい程度の、シュールでファンタジー要素…

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『自転車泥棒』や『終着駅』等の監督さんなので鑑賞。

住人と土地の買い占めを企む金持ちの貧困街を舞台にしたネオレアリズモなファンタジーコメディ作品。

いきなり登場の天国の婆ちゃんから授かった、リス…

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kayupan

kayupanの感想・評価

5.0

畑の捨て子で老婆に拾われるも、育ての母としての老婆は死去、孤児院を出て仕事はなくホームレスの住まう集落へ。救われないハードな人生ではあるが、曇りのないポジティブさと、憐みと施しの精神で、ホームレスを…

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BON

BONの感想・評価

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同年のカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。ブレヒトの叙事演劇のようなネオレアリズモ・ファンタジー。

悲惨な中でも生きていくというネオレアリズモの時代の中で紅一点とでもいうべきか…

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兵隊が登場してからが面白い
更地に黒い兵隊達を配置した構図が良い
ケルテスみたいな俯瞰のカットがあった

デシーカの、物語の中心から少し外れた人たちの描き方がすきだ
キャンプの豊かさがしっかりと伝わ…

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『自転車泥棒』なんて代表的なネオレアリズモを撮った監督がこういう映画を撮る興味深さ。終盤は多少やり過ぎにも思えるが序盤からひたすら外連味ある動きをする群衆が楽しい。

本作は学生時代に上映会にて鑑賞致しました。


正直言って予備知識無しの鑑賞でした。


モノクロームの大画面にイタリアの貧乏人がウジャウジャ登場致します。


モノ凄い人数です!


このように書…

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排路

排路の感想・評価

4.0

霊柩車のシーンから一貫して資本主義個人主義批判の映画だった。

ウンベルトDもつくったデシーカの頭の中はどうなってるんだろうと思うくらい、ファンタジーだった。けどウンベルトDにもギャグっぽいのあった…

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