ピピン

ミラノの奇蹟のピピンのレビュー・感想・評価

ミラノの奇蹟(1951年製作の映画)
4.1
僕は好きだな。
『自転車泥棒』『ウンベルトD』に比べて、ネオレアリズモ作品としては混沌・混迷しているという批評も聞くけど、わかりやすく、楽しく、ハッピーな作品。

ファンタジー調の裏に社会への批判提起やキリスト教的精神など、いろいろな示唆で溢れてるように感じた。

トトの聖人性がすごい。他人に対してはどんどん鳩の魔法を使うのに、自分に対してはその使い方を知らない(思いつきもしない)ようなのが印象的。
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