キャベツ畑に捨てられた使徒トトの物語。
とにかく人のために尽くす彼。たまたま他人の召使いに水をかけられた時に「大丈夫です!僕水好きなんで!」って無理のある冗談で召使いを庇ったら、そのあとその娘がお礼にと水をかけてきたのには笑った。冗談って気づけよ笑。
デシーカの有名作、自転車泥棒、ウンベルトD
とはかなり変わった異色の作品。貧困層のレジスタンス的な意味では同じ意志を感じるけど、もっとファンタジックでリアリズムからはかけ離れた印象。
後半はほぼ妄想で、最後の天に上がるシーンは、全員の死を意味しているのでは?とも思ってしまった。そしたら悲しすぎるけど。
次は靴みがきが見たい。