リョウ

ミラノの奇蹟のリョウのレビュー・感想・評価

ミラノの奇蹟(1951年製作の映画)
2.5
嫌いなくせに何度も見てる「自転車泥棒」の監督作。
あのスピルバーグがとても影響を受けたと言うことを小耳に挟んだため視聴。
。。。
す、スピルバーグさん、あんた完全にパクりじゃないですか??
いや、まあそんだけスピルバーグがこの映画が好きだったという表れか。
印象的だったのがイタリア市民が太陽の光を奪い合うとこ。と言っても単なる日向ぼっこの競り合いだけど。
この時代のイタリア市民はこんなに貧しい生活を強いられていたのか?
みんな吹けば飛んでしまいそうな家に住んでいる。
そこに現れた孫悟空の様な清い心を持つ主人公。
自分を拾ってくれたお母さんから教わった九九を武器に世界を変えようと孤軍奮闘する。
圧巻はこの主人公が秘密の「鳩」を授かったところ!
この鳩を手に持つと何でも願いが叶えられるらしい。
純心というか世間知らずというか脳ミソすっからかんというこの主人公、皆から頼まれるがまま願い事を叶えてしまう。
てっきりこんな人間の汚ない欲望を実現しまくっては後でとんでもない天罰でも下るのかと思いきや物語は順調に進んでいってしまう😱😱😱
途中で「鳩」が盗まれてしまって大変!となるも何といとも簡単に「鳩」を取り戻してしまうから不思議だ。
しかしいったいあの透明人間の2人組は何者だったのだろうか?どこかに伏線あった??
いつかこの映画をツマミにスピルバーグと映画を語る日が来るのだろうか。。。
リョウ

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