「自転車泥棒」のデ・シーカがこんな作品を撮るのかと驚く。合成特撮もありのファンタジー。土地の持ち主との攻防なんて、ちょっとマーベル作品ぽさもある。いやまじで。主人公のトトが基本的にとてもいい奴で、前…
>>続きを読むキャベツ畑で赤ん坊の主人公が発見される冒頭や幽霊が平然と出てくる展開等荒唐無稽さが全体的に目立つデ・シーカの異色作ながら、リアリズム的描写は相変わらず見事なものがあったので見応えはあり、何とも不思議…
>>続きを読むだいぶめちゃくちゃな映画。
始まり方からもうすでにリアリティ全部かなぐり捨ててるパワープレイ振りがずっと続く1時間半。
基本は、ブルジョア叩き部分がちょっとアカい程度の、シュールでファンタジー要素…
『自転車泥棒』や『終着駅』等の監督さんなので鑑賞。
住人と土地の買い占めを企む金持ちの貧困街を舞台にしたネオレアリズモなファンタジーコメディ作品。
いきなり登場の天国の婆ちゃんから授かった、リス…
畑の捨て子で老婆に拾われるも、育ての母としての老婆は死去、孤児院を出て仕事はなくホームレスの住まう集落へ。救われないハードな人生ではあるが、曇りのないポジティブさと、憐みと施しの精神で、ホームレスを…
>>続きを読む同年のカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。ブレヒトの叙事演劇のようなネオレアリズモ・ファンタジー。
悲惨な中でも生きていくというネオレアリズモの時代の中で紅一点とでもいうべきか…
兵隊が登場してからが面白い
更地に黒い兵隊達を配置した構図が良い
ケルテスみたいな俯瞰のカットがあった
デシーカの、物語の中心から少し外れた人たちの描き方がすきだ
キャンプの豊かさがしっかりと伝わ…
このレビューはネタバレを含みます
キャベツ畑から拾われた赤ん坊、身寄りのない老いた老婆が天からの恵みとして慈しみ育てるが老婆は死んでしまいトト畑孤児院に預けられる。幼年を過ぎ孤児院から出てきたトトは善意しか持たない、明るく元気に振る…
>>続きを読む本作は学生時代に上映会にて鑑賞致しました。
正直言って予備知識無しの鑑賞でした。
モノクロームの大画面にイタリアの貧乏人がウジャウジャ登場致します。
モノ凄い人数です!
このように書…