500キロを草刈機で走破する酔狂なロードムービー。死んだ人を偲ぶのではなく、生きているうちに人を許すには草刈機がどうしても必要だった。肉親ならなおさら。さまざまな出会いのエピソードはシカを除いてどれ…
>>続きを読む年とって最悪なのは、若い頃を覚えていること。老いた男は、競技用の自転車にも大きなトラックにも抜かれ、芝刈り機で道中をゆっくりと進む。もう、このスピードでしか彼は進めない。
それでも少しずつ少しずつ、…
ストレイトという名前とは裏腹に、一筋縄ではない不吉さや深みを宿したデヴィッド・リンチらしい作品のように感じる。哀しみをたたえているとはいえ、一見するとあたたかなヒューマンドラマのように感じられるいっ…
>>続きを読む※2025 11/21 再見
・撮影のフレディ・フランシスにかなり自由にさせている気がする。クレーンショットや空撮が多い。他のリンチの映画はもう少し絵が硬直しているイメージ。
・反復→エンストする…
滋養〜〜リンチはこんなにまっすぐな映画も撮るんだねえ。
目的に向かって進んでいくと、もしくは生きていると、道端で色んな人に出会って優しさをあげたりもらったりするもんだな。
弟と星を見に出かけたこと…
自分の年齢からすれば、これまでの生き方を省みて更に今後どう生きていくかを考えさせられる。作品中、主人公を通して多くの優しさに触れるが、"優しさ"という表現・アプローチもその人となり同様、様々なかたち…
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