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愛と青春の旅だちのHIROのレビュー・感想・評価

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
4.3
パイロットを目指すザック(リチャード・ギア)は海軍士官学校に入学し、過酷な訓練や地元の娘・ポーラとの恋などを通して成長していく姿を描いたお話。

とてもきれいで元気になれる青春映画でした(≧∇≦)

主人公ザックはあまり恵まれているとは言えない幼少時代を送っていたことから、人とはあまり馴染めない性格だった。
しかし、13週間という訓練の中で仲間との友情やポーラとの愛情を学んでいく。
一応主人公はザックなのだけど、登場人物全員に感情移入できるようになっていて、みんなが主人公のようだった。
それぞれの人生を一生懸命歩んでいてどれも応援したくなった。

士官学校唯一の女性であるシーガーが努力している姿が良かった。
女だからと罵られても、一生懸命練習して、それが報われるところは清々しい気持ちになれた。

また、ザックがバイクの後ろにポーラを乗せて走る姿はめちゃくちゃカッコよかった!!

ザックが悲しい現実に直面しても、それを乗り越えて成長するところはとても感動的だし、鬼軍曹にしごかれても居場所はここしかないと言って努力を惜しまない姿は胸が熱くなった。
ラストは名シーンの連続で、これでもかというくらいグッと来た。
ベタだけど、美しすぎるラストシーンだったと思う。
また、主題歌も最高で感動をより大きなものにしてくれた。

青春映画の傑作で、辛い時や元気になりたい時に観たいと思わせてくれる作品だと思う。
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