はるな

愛と青春の旅だちのはるなのレビュー・感想・評価

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
5.0
この作品、初めて観たのは大学生の時ですが、当時もの凄い衝撃を受けました。

リチャード・ギア演じるザック・メイヨ、ワルを演じるも その中に持つ純粋な気持ちがいろいろなシーンで描かれています。
フォーリー軍曹に「帰る場所がありません!」と叫ぶシーン、壁登りで檄を飛ばすシーン、親友シドが自殺した時抱きしめるシーン、男として惚れました。

デブラ・ウィンガー演じるポーラ、彼女も恋愛を純粋に考えているのにザックに負担をかけまいと平静を装う姿がいじらしい。
セクシーな容姿とハスキーな声がアンバランスで、当時夢中になりました(はははっ)

そして、この作品に無くてはならない・・・ルイス・ゴセットJr演じるフォーリー軍曹。
なんだかんだ言いながら甘い士官候補生を一人前に仕上げていく、そこには教官としての強い意志が感じられます。
卒業し、士官になった生徒達に敬礼を贈るシーンは万感胸に迫る想いです。

愛・青春・友情・挫折・怒り・喜び、様々な感動が次々描かれた最後に「あのシーン」・・・本当に素晴らしい作品だと思います。
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