派手なドンパチの御気楽戦争映画かとおもったら意外と人間関係などを中心に持ってきていて観応えはあった。
ただ取って付けた様なヒロインが浮いていて邪魔。クレジットの扱いも二番目で売りの一つだったのだろうが、女っ気無しの男臭い作品にした方が良かったと思う。
落とし所がちょっと弱いのも残念だが、それでも主人公の葛藤などこの手の作品としては丁寧に描かれているのは好感が持てる。汽車転覆シーンは迫力あり。
悪役ペーター・カルステンの外道ぶりが豪快で清々しいのだが、この役者さんウィル・フェレルに似ていてなんか憎めないなぁ・・・・