元祖隕石衝突パニック映画。
とある惑星が地球に衝突することが判明。米科学者グループが、地球を脱出するため、ロケット開発に取り組む。
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現代版『ノアの方舟』のような隕石衝突シュミレーションドラマ。正直、ありきたりなストーリーだな〜と感じてはしまったが、逆に言うと、このジャンルの映画のプロットは既に完成している。本作から、『ディープインパクト』『アルマゲドン』『グリーンランド』『ドント・ルック・アップ』etcと、現代まで続く映画の1ジャンルが形成されていったのだと思うと、感慨深いものがある。
特撮がGood。特に、津波や暴風による都市破壊描写と、逆スキー・ジャンプのようなロケット打ち上げ描写は、なかなか見応えがあった。惑星のマットペイントも、手作りならではの温かみがあって好きだった。
移住先の惑星が、地球に衝突する惑星の姉妹惑星という設定が面白い。ひょいと乗り換えました、みたいなお気楽さが笑える。ロケットに着陸装置が備わっておらず、端から不時着前提であることも、現代ではお目にかかることのできない珍景だった。
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