ジョージ・パル製作の宇宙4部作の2本目。
80分程度とパニックものの平均尺よりも短くコンパクトにまとめてあり、現代のSFのようにあまり話を複雑にしないシンプルなストーリーを描けている。また話も難しくなく小学生でも理解できる内容になっているのもGood。
同年(1951)にはウエストサイドストーリーの監督でよく知られるロバート・ワイズの「地球の静止する日」も公開されているが、こちらと同じように善性を強く描いている優しい感じの物語になっている(登場人物によっては愚かな人間も出てくるけども)。
ミニチュアや美術も当時としては手が混んでおり、今見てもそれなりに楽しめるクオリティになっている。