『昨日からの別れ』はそうでもないな〜と思ってたけど、こっちはかなりコラージュが増えてる。アドルノの断片化の考え→ブレヒトのいう異化を生み出す、の映像みたいなのかな〜ってここ2日考えてたけど、中期あたりの歴史や政治が主題として全面に出てくるとその効果がいっそう発揮されるのかな。革命(抵抗)と愛と挫折。やっぱり社会構造への疑義？

新しい映画を撮ろうという気概は買うが、延々コラージュの羅列を見せつけられるだけで何の魅力もない。
監督の頭の中だけで完結しており、自慰行為を見せつけられてる気分になった。
面白くはないよね。

「愛は保守的な衝動」