はるな

チャイナ・シンドロームのはるなのレビュー・感想・評価

チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)
4.0
原子力を手に入れた人類が、いずれは行き着くであろう結末を見事に予言していました。

その圧倒的な力は兵器として使用され、やがてその兵器は抑止力となる。
その後人類の平和利用として開発された「原子力発電」
その安全性を過信すると、自国の破滅に繋がるどころか、世界滅亡にまで至る。

公開当時はパニック映画程度の認識でしたが、今この時代に改めて鑑賞すると、この作品の完成度の高さに驚きます。

この作品が世界に発信した大きなメッセージ、映画の持つ本当の力ですね。
はるな

はるな