基本的に本作と
初代ゴジラ、シンゴジラは
同系統の流れにあると思います
すなわち 怪獣がゴジラしか登場せず
対立軸は日本対ゴジラであると
ゴジラ好きというのは
三パターンほどおりまして
この日本対ゴジラの対立軸が
好きな層と東宝チャンピオンまつりの
昭和ゴジラ好き、平成から
ミレニアムに至るVS、Xシリーズの
超能力超兵器怪獣バトル好き
(厳密にはVSシリーズとミレニアム好きでまた分かれると思います)
がおりまして、僕はと言いますと
シリーズ通して3作しかない
日本対ゴジラ対立軸派(初代原典主義派)に
位置しているのだろうなと
自己分析しております
よくシンゴジラで初めて
ゴジラ知ったという周りの
人たちから、「ゴジラって悪いやつだったんだね」
とか言われてその認識の乖離に
愕然としたりするんですが
幼少期から僕の認識は
ゴジラは 悪いやつ です
言い方かえると
ゴジラは日本と敵対すべき存在だし
ゴジラを乗り越える、ないし
ゴジラの登場によって
我々の忘れた何か大切なものを
思い出し、正しい道を歩もうと
する過程を描くことこそが
ゴジラ映画の真骨頂だと思っています
ゴジラがゴジラ足り得て
他の怪獣映画と差別化されるのは
まさにそこじゃないかと
そこいくと本作というのは
確かに表現はチープ過ぎるし
スーパーXみたいなわけのわからん
もんも出てきますが、僕の
かくあるべきゴジラ像が
描かれておりますので大好きな作品ですし
シンゴジラをきっかけに
より多くの人に知ってもらいたい
作品でもあります
