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星に願いを。 Nights of the Shooting Starのoliveのレビュー・感想・評価

3.2
もうただただ竹内結子を感じる映画だった。20年前の作品だからまだほんの少し幼さが混じってるような彼女が作品の中で生き生きと生きていた。恋人の臨終の場面はとてもリアル、実際はこんな感じだよね?眼の前で起こっていることを受け入れることができない、一番心の中心を占めるのは悲しみよりも怒りに似た感情なのではないか、そんな心模様をほんとによく表現できていた。
笙吾本人だから亡くなったあとに告白するような形になってしまう場面で國村隼(カフェのマスター)が死んだからって彼の心の内を他人が明かしていいはずはないと殴るシーンは感動した、ほんとに彼を悼むならばそうなるはずだもの。
竹内結子は正統派の美人だと再確認。
ちょうどお盆に観てなんであんな選択しちゃったのか?とまた思う、残念。
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