Adele

間諜のAdeleのレビュー・感想・評価

間諜(1937年製作の映画)
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1918年、第一次世界大戦のスパイの話
スパイというけれど、現代の映画のようなハラハラ感は全くなく、ゆるーい仕上がり

おまけにヴィヴィアン・リーがそのスパイ役だから、恋愛が絡んでくるのもお決まりのパターン
たしかに、この時のヴィヴィアンの美しさは尋常ではなく、モノクロでもその美しさが伝わってくる
可憐で清楚で人間離れしたような美しさ
横顔やドアップどのアングルでも美しい
はっと人目を惹き、現代のハリウッド女優達にはない魅力がある
モノクロなのに瞳の美しさも素晴らしく、吸い込まれるようだった

お相手役の大佐も毅然とした佇まいでよかった

ただ、恥ずかしながら、第一次世界大戦についてはそこまで詳しくはないため、途中、話についていけなくなってしまうシーンもあった
そこまで複雑な話ではないのに…

まぁ、今作はあまり深く考えず、単純にヴィヴィアン・リーの美しさを堪能する作品かと思います
バリバリのスパイものを期待しない方がよいですよ
Adele

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