このレビューはネタバレを含みます
良い映画だと思うけど、いわゆる胸糞要素が結構あるので苦手な人は苦手かも。
だいいち主人公がやってることがただのストーカーだし。笑
マレーナの物語において彼は(ごく一部の場面を除けば)映画の観客と同じだってことなんだろうけど。
ニューシネマパラダイスの監督だけどどっちかといえばレオーネ映画っぽい。
それのしょうもなさとかやるせなさを描くために、むしろそれを細密に描くっていう。
市井の人にスポットを当てた大槻ケンヂ文学的人情劇かと思いきや、戦争という大きな流れが絡んでくるダイナミクスが良い。
モリコーネやっぱ良いですね。
画面がすげーー下世話なことやってるのに音楽が鳴ると急に格調高くなるのズルい。