【男の子大好き冒険とロマン】
【映画史に残る主人公】
5作目公開記念でTVで観て、もう一度DVD引っ張り出して完全版観て、改めてレビュー。
最高傑作と思っているパイレーツ3部作(←この数字大事)は、
綺麗な一作完結(2は割と3前編って感じだが)で仕上がっていながら、伏線でしっかり繋がっている。無理矢理感がない。
それが最も顕著なのが、原点の本作だろう。
特にキーマン(ズ)であるターナーの繋ぎは素晴らしい。2.3作目も含め、何度見ても発見がある、深みのある映画だ。
そのターナーと言えば、この3部作(←この数字大事)の中心と言える。
にも関わらず、報われないながらも独特のかっこよさと読めなさで、抜群の存在感を発揮するジャックスパロウは、映画史に残る主人公だろう。
本作で、バルボッサへの執念を表す描写は、ギブスの解説位で特別ないのだが、それが伝わる物語の運び、さらっとした台詞回しは実物だ。
裏切りに共闘、これは以降も続くのだが、話が進むにつれて、この1作目からのベースの積み重ねが3部作(←こ以下略)で相乗効果を生み
、大きなロマンを生み出してる。
なんか1と123どっちをレビューしてんのかわかんなくなっちゃったけど、原点のこの一作目は傑作。