森繁のナレーションで始まり浦安に近い所の奇妙な人びとの交流を描く。東野英二、加藤武が騒がしい。同じ山本周五郎原作「季節のない街」のようにも見える。左幸子との掛け合いや女郎街のセットは、「幕末太陽傳」…
>>続きを読む川島雄三にしてはそこまでといった内容だがそれでも登場人物みな癖のある輩ばかりで気付けば物語にのめり込んで観ちゃうくらいには面白い。特に小説家になりきった森繁の雰囲気は色気充分、ただただ凄いなあと感心…
>>続きを読むみればみるほど好きになる川島雄三
主人公は一人見知らぬ土地に行って帰ってくるけど、特にその旅から何かを得てもなければ失ってもない
恋人の思い出と一緒に船で過ごす老人や、不具にしてしまった奥さんへ…
森繁主演で地味めなのに何故こんなに盛況なの?山本周五郎ブーム?と思い、始まってから川島雄三だと気付く…(私は強火森繁担)
千葉。おじさん。小舟。なんでこんなに面白いのか…
最初のガヤついた大衆寿…
音楽、映像、役者、どれを撮っても飽きないのだけど、
でもそれでも面白いかと言われるとうーむ。
市井の人たちの生きる力に溢れているのに、どことなく寂しい、哀しいのは、森繁の距離の取り方だろうか。
なん…
川島雄三と新藤兼人とフランキー堺の幕末太陽傳トリオ。
ため息がもれる鮮やかなトップシーン。
江戸川を河口に向かって下っていくことで明確にする東京と千葉の土地の差、埋立と工業化の途上を明確化した空撮…
ノスタルジックなロマンスをひとり抱えて老朽船の中に引きこもる老船長や、蛤のむき身にいそしむ妻をかいがいしく世話する夫など、本来ならしっくり収まるべき旧世界のエピソードがむしろ浮いてしまっている。原作…
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