橋の向こうに俗なる桃源郷
最初、テレビ放送、東京12チャンネルで見たのかな。それから、銀座並木座で見た。その後、動画で観たりしたが、画質悪くいい画質で観たいと思ってたところ、衛星劇場に加入し、いい画…
ロケーションが最高。すでに失われた、あの時代のあの時しかない瞬間を切り取っている。
登場人物が多くて様々な物語が綴られるが、よくある群像劇のように、あの話がこの話の伏線となって繋がって最終的にクラ…
青べかで河を漕いでいく、低い家屋たちを眺めやっていくショット。開発、工場の煙。楽しく活力溢れる民衆の生活の裏腹に、ところどころに危うさがチラつく。夫婦喧嘩する床屋の手に持たられた剃刀。ナイフを持つ先…
>>続きを読む川島雄三監督らしい『幕末太陽傳』のようにイキイキとした人間描写。そして『州崎パラダイス赤信号』を思わせる橋を挟んだ物語。原作は山本周五郎。山本周五郎は実際、浦安に数年住んでいたことがあるそうです。
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川島雄三監督の信奉者から絶大な支持を受けていた"幻の名作"。埋め立て前の浦安をモデルに、山本周五郎が架空の漁師町"浦粕"として書き上げた私小説の映画化。下世話な欲望剥き出しのエネルギッシュなバイタリ…
>>続きを読む9/16@早稲田松竹
現在の浦安市周辺が舞台。こののどかな漁村が埋め立てられ、ディズニーなんかが出来てくるのかー。
冒頭から森繁久彌の柔らかい語り口と空撮〜漁村の風景に惹き込まれる。
橋から始…
川島雄三作品の中ではそこまで有名でもないそうだがとても好きな映画だった。
ハードボイルドのようなシニカルで平熱的なモノローグと周囲に振り回され続ける主人公のギャップが面白い。
女性相手に右往左往する…
邦画史上最も深みを感じる監督。
彼の思考回路や視点が知りたくて仕方がない
こんなに興味深い邦画監督、勅使河原以外にいない
風俗を写すという意味においては世界でも見たことがない
もはやワンビンやワイズ…