川島雄三って失われゆく景色を描くの好きそう。
1960年代東京の現・埋立地らへんの何もなさに驚いちゃう空撮からして色んな意味で面白い。山本周五郎が浦安(劇中では浦粕)に滞在した時期を描いたものが原…
このレビューはネタバレを含みます
2020年9月 早稲田松竹で
・川島雄三って猥雑な大衆というか、汚い部分も含めての街に暮らす人々を描いている気がする。それがイコールでその街自体を描く事にもなる。じゃりんこチエに近いバイブスも感じた…
9/16@早稲田松竹
現在の浦安市周辺が舞台。こののどかな漁村が埋め立てられ、ディズニーなんかが出来てくるのかー。
冒頭から森繁久彌の柔らかい語り口と空撮〜漁村の風景に惹き込まれる。
橋から始…
川島雄三作品の中ではそこまで有名でもないそうだがとても好きな映画だった。
ハードボイルドのようなシニカルで平熱的なモノローグと周囲に振り回され続ける主人公のギャップが面白い。
女性相手に右往左往する…
いいオープニング
一発で好きになる
モノローグがいいね
なんとなく寺山修司やつげ義春っぽい雰囲気を感じた
カメラは確かに全体的によかった気がする
女優が全体的に可愛いのも良い
話はちょっと発散…
邦画史上最も深みを感じる監督。
彼の思考回路や視点が知りたくて仕方がない
こんなに興味深い邦画監督、勅使河原以外にいない
風俗を写すという意味においては世界でも見たことがない
もはやワンビンやワイズ…
このノリの川島雄三は合わないな。
猥雑な集落を舐めるように紹介する導入部は期待できたが、後は弟子の今村昌平っぽい重喜劇のなりそこないがダラダラ続く。
森繁の狂言回しも中途半端。
『どですかでん』とい…
折々で心情を吐露する森繁久弥の語り、つまり川島雄三によるハードボイルド。橋に隔てられた土地という舞台設計が『洲崎パラダイス』と重なる。そうなると森繁が滞在する下宿の夫婦にも、新珠三千代と三橋達也を重…
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