「エドワード・ヤンの遺作」ただそれだけでも個人的には傑作というレッテルを貼りたいぐらいだ。カットも構図も、そして相変わらずのガラスの使い方、スパイスとしてのゾッとさせる演出もエドワード・ヤンが表…
>>続きを読む楊徳昌③
結婚式に始まり、葬式に終わるという対称性。それだけでこの作品が人生そのものを描いているのだとわかる。
父、娘、ヤンヤン、それぞれの淡い失恋が静かに展開していく。時折挟まれる街の情景や、自…
先ず、『ヤンヤン、夏の思い出』この邦題は何とかならんのですかね…
ヤンヤンの家族や周辺の群像劇。群像劇といえばロバート・アルトマンを思い出しましたが、アルトマンが大味なのに対してエドワード…
静かに起きる些細な出来事。そこにある人々の会話や表情にこの映画の全ての魅力が詰まっていた。
ガラス越しに内側と外側が同時に写ったり、壁越しに複数の会話が聞こえたりと、一つの画面に多面性がある面白さ。…
エドワード・ヤンって!!
いったいどんな人だったんだろう。
生まれて死んでいくということ、そのひとつひとつの人生にYESと言いたくなる温かい作品。
ヤンヤンの家族を軸として彼らとその周辺の人々を描…
エドワード・ヤンの遺作。遺作にふさわしいといってはなんだが、自らの死を暗示しているかのような作品だ。
「自分では自分の後ろ姿は見えないでしょ?」「お互いの心を知ることができないとしたら、どうやって…