映画館にて鑑賞。
同監督の『恋愛時代』が大人のこじれた恋愛を描いているのであれば、本作は世代を越えた恋愛が描かれていたように思う。
ヤンヤンが年上を少し意識しだしてみたり、ティンティンの複雑な人間…
「ヤンヤン 夏の思い出」のショットは淀みなく雄弁である。
ガラスの持つ反射機能によって達成される正面と横顔、正面と背中を同居させたショットは、
人を邪魔しまいとする配慮と、自分は見られていないという…
エドワード・ヤンの集大成。
フィルムで。映画館でみれてよかった。
すべてが詰まっていた。
「お互い何が見えているか分からないとしたら、どうやってそれを教えあうの?」
結局、誠実さとは何かなんだろ…
人生は巡る。
まずやっぱり、内容なんて語らなくて良いくらい映像が良い。全てを包み込むような優しさがあって、本当にいつまでも見てられる。映画館で35mmフィルム上映で見たので、よりノスタルジーを感じ…
はぁ...本当に好きだ。こんなにセリフが好きな映画はあまりない。
言葉が悲しくって、でも透き通ってて、だから寂しくって。全員に感情を移入させては凹んで自分の身体に戻ってくるの繰り返しだ。
冒頭とラス…
早稲田松竹にて台湾のエドワードヤン監督『ヤンヤン夏の想い出』へ。
AOLとか出てきたYou've Got M@ilな時代、ハードからソフトへの転換点とその裏の台湾の産業の行き詰まり。そして、自然や…