1で1で2になったり、やっぱり1だったりする話。
雷や雨、窓硝子越しの人物とかロングショットとか凄い画ばっかりで、家族のエピソードの重ね方も面白く、ヤバいこれはえぐいと思って見てたけど、最後の最後…
タイトルに騙されてほのぼの系センチメンタル映画かと思ってたけど、映画人の遺作にふさわしい、いかようにも語りうる深みのある傑作だった。
オールナイトのラスト一本で、三時間の長編で、特にエンタメなわけ…
"恐怖分子"を観てビックリするくらいに素晴らしかったので、
エドワードヤン監督作品で一番手を伸ばしやすいこの作品を。
3時間近くの長編なので
DVDでは途中で退屈してしまうかと危惧したのですが、
…
このレビューはネタバレを含みます
エドワードヤン遺作、ある台湾の家族
2009年12月27日 16時13分レビュー
2000年作品。カンヌ映画祭監督賞受賞、脚本監督エドワードヤン。
「ヤンヤン夏の思い出」と聞くとなんか…
結婚式ではじまり、葬式で終わる、なんでもないある家族の日常を描いた作品。
『カップルズ』でエドワード・ヤンの世界観にはまり、2作目。なんなんやろこの感覚、言葉では説明できひんけどなんか心地いい!説…
ヤンヤンのかわいさ◎ぼくのなつやすみみたいな感じかと思ったけど全然ちがいました。
2015
衝撃的に良すぎて驚いてる。
人生オールタイムベストに入った。
6年前に見た時の感想が↑で、当時の印象は薄…
自分の乏しい映画経験で語るなら小津の「東京物語」や成瀬の「流れる」のように淡々と物語を綴って人生の全てを描いてしまったような傑作
人生は手がつけられなくてどうにもならないが、大袈裟なものでもないと教…
エドワード・ヤンがその持てる才能をいかんなく発揮した、かれの遺作。まれにみる傑作だ。
タイトルからすると、子どもの夏休み日記のようなホンワカ映画を想像してしまうかもしれないが、少年ヤンヤンはマスコ…
ヤンヤン一家のある時を切り取った話。ロングショットが続くのに3時間見れる凄さと、今までどこかで聞いたことあるセリフなのに完璧なシチュエーションで言うからこその説得力。ヤンヤンが最後に読む手紙は監督の…
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