自分の乏しい映画経験で語るなら小津の「東京物語」や成瀬の「流れる」のように淡々と物語を綴って人生の全てを描いてしまったような傑作
人生は手がつけられなくてどうにもならないが、大袈裟なものでもないと教…
エドワード・ヤンがその持てる才能をいかんなく発揮した、かれの遺作。まれにみる傑作だ。
タイトルからすると、子どもの夏休み日記のようなホンワカ映画を想像してしまうかもしれないが、少年ヤンヤンはマスコ…
ヤンヤン一家のある時を切り取った話。ロングショットが続くのに3時間見れる凄さと、今までどこかで聞いたことあるセリフなのに完璧なシチュエーションで言うからこその説得力。ヤンヤンが最後に読む手紙は監督の…
>>続きを読む4/10追記
4/10 ル・シネマのスクリーンにて。あの椅子で3時間は流石に身体中バキバキで悲鳴あげる。ひさびさの『ヤンヤン』は簡単にいいとかどうとかって言葉を忘れてしまったし、映画館も久しぶりだ…
@キネカ大森&京都みなみ会館
3時間という長さに尻込みするなかれ。
台詞一つ一つがずしんとくるのに、包み込むような温かさが胸に居座る。ヤンヤンが語る夢、とても素敵だった。それと同時に、子供の頃描いて…
このレビューはネタバレを含みます
「あなたと会うと昔のわたしに
戻ってしまう。」
それぞれの人生の映画"a one & a two"
観る人それぞれで、グッと来る(またはウッ…となる?)台詞は異なるだろう。
エドワード・ヤ…
結婚式で始まり、お葬式で終わる。
生と死の間で、1家族の中で起こる群像劇。
上がったかと思えば下がり、つい昨日元気だった人間が倒れ、お金は入ったかと思えばダマされスッカラカンに、気丈にふるまっていた…