ヤンヤン 夏の想い出の藤岡のネタバレレビュー・内容・結末

凄まじいな…
小さい頃って自分より少し大きい異性の事が気になる。映画にもあったクロールとか説教されてんのとかなんか美しく見える感覚が当時あって思い出した。
ヤンヤンが少女越しにスクリーンを観ながら雷がドーンのシーン震えたなぁ。
ガラス越しに写された演者を撮影するのも何だこれってなったし、とにかくどのシーンも新鮮で終始圧倒…
人生って言ってる人多いのが分かる。人生すぎる。
ほんでヤンヤンの子供ならではの、ならではになりすぎない丁度いいツボみたいな敏感な感覚。ヤンヤンが質問するたびにキタコレ!って感覚になる。
ヤンヤンがぶつくさ言ってる叔父に写真を渡して、自分では見られないでしょって言って去っていくところ鳥肌たった。
話せないおばあちゃんに話す事がないのみたいになるシーンとか、大田とコピー会社の小田で迷うシーン、NJの葛藤。細かく映り込むホテルの外装とかエスカレーターとか、最高。甘美で最高。
これがもう映画の正解だ。