初めてエドワード・ヤン監督の作品を鑑賞しました。台湾映画でありながらどこか懐かしく感じる映画でノスタルジックな気分になりました。
1カット1カットが美しくどれも印象に残るシーンで窓ガラスに映る景色とガラス越しに映る役者の演技の映像や東京の雨のシーン、高架下の恋人とのやりとり、ヤンヤンがクラスメイトに恋に落ちる授業での雷の映像など、いろんなシーンが丁寧且つ美しかったです。
結婚式に始まり、最後はお葬式。この映画で伝えたかったの人生における様々な愛なんだと気付かされ、ホロリときてしまいました。
綺麗な1カットも物語自体は明るくないシーンがあるのですが、それを含めて人生そのものを表現したかったのだろうと個人的には思いました。