後半、壁に掛けられたヤンヤンの鞄にピカチュウのアップリケが付いていて驚く。そうか、2000年公開だもんな。
いくつかのショットは音から始まり後から人物がフレームインする。
騒音の中、無言で佇む被写体。
音によって静けさが強調される。
スクリーンの中に小さく収まる男女の影。たまたまだろうけど良いタイミングでタクシーが男女を照らす。
やはりたまたまだろうけど窓の外を映せば鳩が一斉に飛んでいた。
何をどう撮るべきなのかが揺るぎなくて撮るものは決まってるからカメラを置いて後は待ちますという感じ。
イッセー尾形が良い意味で異分子だった。