台湾の空気感をぎゅっと
閉じ込めたような傑作
DVDで1度観ていて、スクリーンで観るのは初めてで、1年ぶりくらいの再見。
結婚式のシーンから始まり、葬式のシーンで終わる、エドワード・ヤンの遺作…
「映画は人生を三倍にする」というセリフ通りの大満腹映画。原題『1+2』は、まるで村上春樹の小説の主人公のような中年エンジニアNJ(顔も春樹似)の人生(1)と、娘のティンティンと息子のヤンヤンの人生(…
>>続きを読む超絶大傑作。「映画は人生を3倍にする」という言葉通りの映画だった。外の景色と中の様子が窓ガラスによって二層化したり、部屋を映すカメラのポジションが外や別の部屋との繋がりを意識させる場所にあったりと、…
>>続きを読む一つの家族。
一人一人の生活と人生を映しながら物語は進む。
立て続けに起きる災難。
観ていて「人生は辛いな」と肩が落ちそうになるところに、一番純粋な存在として登場する小学生ヤンヤンが語る将来の…
もう!めちゃくちゃ良いじゃんか!二回目で感動倍増!
ロング×フィックスの画(そしてここぞ!というときには動くエモさ)鏡・窓・ネオン……やっぱりエドワード・ヤン、好きだなあ!
ヤンヤンが劇場内で「雷に…
このレビューはネタバレを含みます
この先、何年かごとに無性に見たくなる、はず。
大人がみんな自分勝手に見えたけど、それが当たり前で。
みんなおばあちゃんに話しかけるとしても、自分の事ばかり。
おばあちゃんの時間は止まりかけてても…
すばらしい群像劇。。
シャオシェンの『冬冬の夏休み』的話かと思ったらそんなことはなく、邦題から受けるイメージとちょっと違うかも。
結婚式から始まって、お葬式で終わる。
ヤンヤンは出番こそ少ないもの…
あまりにも面白すぎる傑作!!
映画を見ていて久々にゾーンに入った感覚を味わえた。
3時間もある映画だとは知らず。
エドワード・ヤンか、恐怖分子は俺にはイマイチだったがどうなんだろうなと見ていくと。
…
DVDで二度鑑賞。見なおしてみると様々な伏線が見事に織り込まれた美しい織物のような映画。みずみずしくて素晴らしい!
父、母、思春期の娘、8歳の息子。それぞれの日常の、悲喜こもごもや淡い恋が優しい眼…