子どもの頃は面白さが分からなかったけど、大人になってから好きになった作品。
狸達が可愛い。
妖怪のパレードには浮世絵や絵巻、来迎図が元になってるシーンが沢山出てきて元の作品がわかっているとより楽しい。
最後、禿狸が変化できない狸たちを連れて宝船に乗るシーンも、補陀落渡海っぽいなーと思っていたらナレーションで補陀落渡海って言っていてやっぱりと少しテンション上がった。けど、すごく辛いシーンだわ…高畑勲って本当にすごいな…
自然との共存を考えさせられるし胸が苦しくなるけどたまに見たくなる。
玉三郎、狸なのにかっこよく見えるって何事。