幼少期、地上波のロードショーで観た初ぽんぽこは、タヌキがワイワイしてるのに難しい言葉がたくさん出てきてCHIMPUN KAMPUN(珍紛漢紛)だったけど、
大人になり世間を知って観たぽんぽこは、関心するしかないほど、この地球上のそれぞれの営み、関わり、そしてどんどん悪化する環境問題など…未来を考えさせられるとても深い内容だった。
AIとか最先端技術とか、なぜかスゲ〜ってならんくらいに鈍感で冷めてて心から信用できん私、この作品はタヌキが主人公の物語にも関わらず感情豊かな表現に心が動かされて、つまりはそういうことか！と靄が晴れた気分。
日本ならではの表現を使った見せ場(特に妖怪大作戦の百鬼夜行の芸術性の高さに昂る)聞き馴染みのあるタヌキにまつわる歌や慣用句でエンタメ含め大満足であります。
自然の中ですきぽ(好きなぽんぽこ)と鞠つき、鞠が紙風船、そしてハート、花束に変化するシーン、ジブリ至上いちばん好き！
洋題"POM POKO"
