このレビューはネタバレを含みます
一見、礼儀正しく紳士然とした主人公は、ギャンブル中毒で、ギャンブルの金欲しさに言葉巧みに人を騙す詐欺師。その生き生きとして目を輝かさて人を騙す様は虫唾が走る。そんな彼もヘマをしてナチスに捕まってしま…
>>続きを読む昨日途中まで観て、残りを朝の仕事前に観終わった次第です。
同じネオレアリズモ作家と言う枠組ながら、恐らく作家としての経路は全く違うデ・シーカとロッセリーニ最初で最後の協働を謳っているが、デ・シーカは…
「ロベレ将軍」
第20回ベネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞作品。
本作はムッソリーニの失脚によりファシスト政権が崩壊し、ナチス占領下に置かれたイタリアが舞台となっています。詐欺で逮捕された男が…
先日観た「自転車泥棒」の監督ヴィットリオ・デ・シーカが俳優として出演している。第二次世界大戦末期のイタリアが舞台。ギャンブル好きで金のためなら良心の呵責もなく人を騙す男が主人公。ナチスに身内を捕らえ…
>>続きを読むロベレ将軍なる英雄を捏造するという筋書きが、元々フィクションである映画のなかで繰り広げられる構図が面白いとおもいました。
内容とぜんぜん関係ないのですが、デ・シーカのような監督もやる人ですよね。
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『影武者』的な設定の戦闘のない、諜報のみの戦争映画。将軍に扮する羽目になったチンケな詐欺師の結末は--
イタリア・ネオレアリズモ映画の名作。
ロベレになるまでが長すぎるのが、残念だが、イタリア人よ…
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さっきアマゾンプライムで見ました。
"ネオレアリズモ"映画と呼ばれた映画の2大巨匠:ロベルト・ロッセリーニとヴィットリオ・デ・シーカが唯一協働で製作した本作です。
第二次世界大戦末期の1943…
多弁を弄する詐欺師然とした振る舞っていたヴィットリオ・デ・シーカが「ロベレ将軍」になりすます身振りの一連のショットによって、キャメラはその仮面が本物になっていく過程を真理への勇気を獲得していく転回と…
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