ひれんじゃく

プロメテウスのひれんじゃくのレビュー・感想・評価

プロメテウス(2012年製作の映画)
3.5
金髪のマイケル・ファスベンダー目当てに。エイリアンのシリーズとは知ってたけど、無印の前日譚という認識のないまま鑑賞。映像技術の進歩が著しく(あたりまえ)ヌルッとした湿度の高い恐怖が味わえて満足。エンジニアと意思疎通が取れない感じが最高。しかしまあ正直なんでエンジニアがエイリアンをあんな用途で使おうとしたのかはいまだにわかってない。「創造には破壊が必要なのです」ってファスベンダーの顔したアンドロイドが言ってたものの。創造のための資源が欲しかった的な????そしてなんでタイトルが「プロメテウス」なのかもわからなかった。劇中でも神話への言及があったので、少なからずそこと関連してるように思えたけど、誰が何を人間にもたらそうとしたのだろう。炎の代わりに。あっ、そういうことか?????


珍しく情けないシャーリーズセロンがいて新鮮だった。割とみんな合理的な判断をしててホラー映画あるあるの「余計なことをして観客をイラつかせるポジション」のキャラクターがいなかったのでストレスなく観られた。雰囲気も良かったし無印ほどのパンチはないがそこそこ怖かったしでシリーズものとかテーマ性とかを期待しなければ普通に面白いんじゃないだろうか。ラストもいい感じだったし。
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