にーやん

海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズのにーやんのレビュー・感想・評価

3.5
地元がロケ地の作品を観てみるシリーズ企画の第6弾。おおよそ1年振りに鑑賞するのは 女子高生の青春モノ。←なのでオジさんはなかなか手がつけられず…ようやく鑑賞。

ストーリーや死神のデザイン等々、低予算映画であることは一目瞭然。ツッコミどころもあり映画としての評価が低いのは残念ではあるのだけれど。

それでも脚本が良いんですよねぇ。
純粋で、どこまでも真っすぐで。
安っぽいなぁなんて思いながらも泣いてしまう。


主演の佐津川愛美さん、谷村美月さんらの瑞々しい演技、三船美佳さんのダークな美しさという意外な発見も印象的なこの物語、その ツッコミどころ も鑑賞後には愛おしく思えた。


某Tubeでもなぜか観れるようですが…お薦めは致しません。

以下超個人的な余談
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とりあえず観てみるべと観始めた地元ロケ映画もなんと6作目。今回何が驚いたって『あいが・そいで・こい』同様ロケ地の殆どが自分が育った実家から徒歩圏内であるということ。仲間でたむろする河川敷にお寺さん、事故現場にもなる美しい夕景の天神崎もホントにすぐそこ。

幼い日々の風景の記憶ががっつりと詰まったアルバムを新しく手に入れた…そんな懐かしい気持ちになれたこの作品。『あいが・そいで・こい』を合わせると高校時代までの超狭い行動範囲が完全コンプリートできてしまう。フィルマやってなかったらきっとこの映画たちにも出会うことなく死んでたでしょう…笑

フィルマとそれぞれの作品の監督さん方に本当に感謝です。
にーやん

にーやん