とても良かった。アルモドバル監督作品でも変態さんがほぼいない。女性、母親、女性になりたい男性、そんな人達へのリスペクトを感じる人間ドラマ。
シングルマザーが大事な一人息子を事故で亡くすところから、…
原題『Todo sobre mi madre』 (1999)
監督・脚本 : ペドロ・アルモドバル
撮影 : アフォンソ・ビアト
編集 : ホセ・サルセド
音楽 : アルベルト・イグレシアス
出演…
あまりにいろいろなことが起き、しかも、それについていろいろと思う間もなく展開していくので、気持ちがついて行けない。以前に観て、ある程度話は分かっているので、気持ちが離れることはなかったけれども。
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この映画はアルモドバルにしか絶対に作れない!
女性の強さを描く映画だが、アルモドバル視点の女性像って、産まれながらの女性だけではなく、女性になりたい男性も含むわけですよね。
いろいろな形の性を描…
「女は孤独を避けるためならなんでもする」みたいなセリフ、全然共感できず…自分が典型的な女性じゃないんだなと改めて思う。
いろいろ困難もあるけど助け合って生きていく女達、みたいなのも私にはわからない。…
交通事故で息子を失ったシングルマザーが別れた夫に息子の死を伝えるためにバルセロナへ向かうという内容だけど夫を探すことに主軸に置いておらず道中で出逢う様々な問題を抱えた人物描写が丁寧に描かれていて愛を…
>>続きを読む母親、女性の偉大さ
この映画にはありがとう(スペイン語で言うとグラシアス)という言葉が溢れていました。気持ちが重いとかありがた迷惑だなと見ていて私自身が感じても劇中の登場人物は躊躇いも迷いも見せず…