明日に向って撃て！のAkiraのレビュー・感想・評価

オープニングが凝ったつくりですごくいい。西部劇には腕利きの若者が活躍するものが多いが、この映画は「峠を越した」二人が主人公のどこかもの悲しい西部劇。ビリー・ザ・キッドも長生きしていればこの二人のようになったかもしれない。セピアなシーンとカラーシーンの使い分け方が印象的。最後まで矜持を保った二人はまさに男の中の男！観る人の年齢によって受ける印象が全く変わりそうな映画。もっと年齢を重ねてからまた観たい。