◎ ほとんど実話に基づいた物語
見どころがいっぱいあってどこかコメディタッチで面白かった！
アメリカン・ニュー・シネマにありがちな後味の悪い不穏な感じはエンディングにあまり感じず割とスッキリした。向こう見ずな姿がキッチリ収まったあの静止画は強烈な印象。
銀行強盗から列車強盗に切り替えて足がついてしまい、精鋭部隊の追っ手を苦労して追い払う。改めて堅気の生活を送るということでボリヴィアに辿り着くが、理想の生活とはかけ離れすぎていたためまた銀行強盗を始めてしまう。
とにかく銃を撃ちまくる笑
ボリヴィアに辿り着くまでのニューヨークなどを旅行する3人のシーンが冒頭のセピア色のシーンと相まってかなり良い！
それを彩るのが当代随一の作曲家バート・バカラック。昨年お亡くなりになったことを祈りします。渋谷系に影響を与えたのかなと思われるダバダバ音楽がグッときました！当時では最新の発明だった自転車を乗り回すシーンの'雨に濡れても'は聴いたことがあった！
2人で滝に飛び降りるハメになる万事休すシーンやボリヴィアの山奥で給料運びで警護していたら山賊に襲われてやり返すシーンが好きだったな！
