このレビューはネタバレを含みます
実在の銀行強盗をもとにした西部劇。
スティングに続き、レッドフォードとニューマンがやっぱりかっこいい。
馬に乗ってるシーンが多いのですが、乗りこなしもかっこいい。
主人公が強盗で最低なのに、ひたすらかっこいいから困る。
ラストシーンのストップモーションも、銃の雨に真正面から立ち向かう2人の姿が印象的ですね。
荒くれ者で愛情表現下手なサンダンス、
優しくて器用で空気を読めるブッチ、
どちらがいい、どちらも素敵。なんて。
ボリビアでの銀行強盗のシーンでは、やはり言語は大事だなと思った。
世間とのズレを最後まで埋められなかった2人の人生は切なく、儚かった。
主題歌の「雨に濡れても」が流れながら、ブッチとエッタが自転車を2人乗りするシーンで、
"俺の自転車に乗ったなら結婚したも同然なのさ"という台詞が個人的に好きです。