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歩道の三人女のアノのレビュー・感想・評価

歩道の三人女(1932年製作の映画)
3.6
60分でメイン3人を魅せることはできなかったようで、特にベティ・デイヴィスの影が薄くほぼアン・ドヴォラックの独壇場。
それまで同情できる余地もなくひたすら苛つく女だったのに、ラスト5分の苛烈な行動には思わず涙してしまった。

ドヴォラックの息子を殺すことを決めたときのボギーを始めとした悪漢たちのおぞましさが凄い。
ルロイはとにかく吐き気のする悪の魅せ方が上手い。メロドラマなんか撮ってるんじゃないよホント。
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