良作の匂いはぷんぷん漂ってたけど、やっぱり最高だった。
原作者が手がけてるのもあって世界観がちゃんと出来上がってたし、何よりモノクロベースのフィルム・ノワールでポイントのところでちゃんと鮮やかに色がついてて視覚的にも大満足の映画だった。
上手い具合に時間も前後してたりしてそれも楽しめたし、何より俳優陣が知ってる顔が多すぎて凄かった。
そしてひとりひとりのインパクトがめちゃくちゃ強い。
一言も喋らないのにヤバすぎる存在感を放つイライジャ・ウッド何????
かわいいホビットはどこへ……
ブルース・ウィリスも相変わらずこういうめちゃくちゃ良い役だし、ミッキー・ロークもハードボイルドで爽快な役だった。
デルトロも中々美味しい役というか、最低なんだけどやっぱり印象に残る。
シン・シティを舞台にしたオムニバス形式だったけどちゃんと繋がってて、全部の話が魅力的でよかった。
良い人が強い。それでええねん。
そして容赦はせんでええねん。
これはよかった、良い映画。クセになる。