相米慎二監督作品。何気に初。
台風が来たので学校に閉じこもる話。
少し変わった青春映画を撮りたかったんだろうけど…申し訳ないがイマイチ理解できなかった。
ストーリーどうこうをじゃない。キャラクターの言動がいちいち理解できなかった。
家に両親がいないことから「おかえり、ただいま」に憧れている少年がいるんだけど、こいつがとにかくヤバい。言動がいちいちヤバい。途中ホラー映画に変わるレベルでヤバい。
そういう意味ではもっと親近感のあるキャラクターを増やしてほしかった。誰もが一度経験した“少年時代"を描いているわけだからもっとこうエモーショナルな映画にできた気がする。
「大人は理不尽」をテーマにしているのも嫌いではないが実際全ての大人がクズなわけではないわけで、劇中にめちゃくちゃ優しい大人の人を登場させてもよかったのかなとも思う。
なんかとにかく終始理解できなくて結構嫌いな映画だった。構図とか演技とかは好きだったけど。
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[脚本面]☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆
[オススメ度]☆