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極楽坊主のmitakosamaのレビュー・感想・評価

極楽坊主(1971年製作の映画)
3.8
スカパーにて。コレまた最高!宍戸錠が破壊槽を演じる日活のエロコメディ。

規律を破る飲む打つ買うの坊さんは、勝新のヤクザ坊主、若山の極悪坊主などがあるが、単純に笑える娯楽作としては今作が最強!
とにかく濡れ場が多いが、性に対して凄いオープンであっけらかんとしてる。明るいエロで悲壮感がないんだよね。

宍戸錠演じる坊主が好田丈胤。“好きだ女陰”だぜ。これだけで面白い。

由利徹演じるコレまた生臭坊主の元をクビになり、かつての恩師を訪ねるが死去していた為に、道楽息子を助け結果的に正しく仏門に導くという話。

古寺のお宝を狙うヤクザと対立しながら、博打に喧嘩に八面六臂の活躍。
ギャンブラーな坊主・舞戸役海(毎度厄介)も仲間にし寺を立ち直す。

そして何より色事ですよ。
とにかく次から次へと女が都合よくヤらせてくれる(笑)そんなバカなって展開が堂々と繰り広げられる。抱かれるための女がの言い分が、可笑しうて。
更にお下品なド下ネタもハマる。

下品でも何が悪い。明るいセックスが健全で健康的だ。
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