カレス

クレイマー、クレイマーのカレスのレビュー・感想・評価

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)
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IMDb 7.8
吹替/字幕
離婚と子育て
原題:Kramer vs. Kramer

7月31日にNetflix配信終了するので慌てて見てみた。2回目。養育権、親権争いの映画は「エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語」が泣ける。
「クレイマー、クレイマー」は、たぶんぼくが男なので無意識にジョアンナを敵設定してしまったようで、共感力が働かなかった。

「アイスを食べてはいけないと言う父に反抗して、少しづつアイスを噛じろうとする息子」
既視感があったのでメグ・ライアンの「めぐり逢えたら」(1993)をチェックしたが、関係ないようだ。これはリアル小さい子あるあるなのか。

「7歳児に母親は必要 vs. 良い親になるのに性別は関係ない」
以前「3歳までは母親が家庭にいて面倒を見た方が良い」という説があったが、可能ならそっちの方が良いのか? 24時間365日ワンオペ育児なのにダンナはビール飲みながらゲームやってる、隣の庭に埋めます。と毒妻のツイートが聴こえてきそうだ。「当時の僕は分かっていなかった」by テッド

ジョアンナが出ていって18ヶ月後かな、パブでテッドと会うのだが、テッドが笑顔なのが信じられない。それまでの間に離婚の話合いを何回かしているのだったら少しは納得できるが。私は激おこ丸

テッドがビリーを学校へ送ってきた時、道路の反対側の喫茶店からジョアンナが泣きながら見ているのだけど、なんでビリーに会わないのか理解できない。ビリーだって夜中にママを思い出して何回も泣いたと思うんだけど。母親だったらそういうことを想像してきたはずだと思う。

養育権、親権についてよく知らないけど(この裁判では違うかもしれないけど)なんかアメリカでは弁護士の口先三寸で12人の陪審員が間違った判断をすることがいくらでもありそうだと思う。法廷侮辱罪というのもけしからんと思う。(クマのテッドが法廷侮辱罪に問われた時、テッドが罪を認めれば法的に人格を持てることになったのに←独り言)
人が人を裁くのだから、裁判官にはそれなりの資質があるべきなのだが、(野田知佑によれば)司法試験を突破した裁判官のタマゴたちは組織の中で跳ねっ返りでは出世できず、常に周りに気を配り上司には逆らわぬイエスマンが出世するそうだ。だから最高裁の裁判官などはその最たるもので、国が訴えられたりしたら国側に立つのは当然なのだ。公平公正な判断のできないものが法廷侮辱罪など本当にケシカラン

日米の裁判制度について、例によってChatGPTに聞いてみた、不正確な可能性はあるけど。(最近は丁寧に聞かないと2021年までのデータのためナントカカントカ言って親切に教えてくれなくなった)

ChatGPT
アメリカの裁判制度についてお話しします。アメリカの裁判制度は日本といくつかの点で違いがあります。
①. 陪審制度: アメリカでは、一部の刑事裁判や民事裁判において、陪審員が判決を下します。一般的に12人から構成され、被告人の有罪か無罪か、民事裁判では紛争の当事者に対して誰が勝訴するかを決定します。一方、日本では裁判官が判決を下すことが一般的です。
② 裁判手続き: アメリカでは、証拠収集や審理が公開されることが一般的で、裁判所の審理が広く報道されることもあります。一方、日本では、裁判手続きは非公開で、報道も制約されることが多いです。
③ 刑の執行:アメリカと日本の刑の執行には大きな違いがあります。アメリカでは、重い刑罰が科された場合、死刑判決や終身刑といった刑罰が実行されることがあります。つまり、死刑を受けた者は実際に処刑され、終身刑を宣告された者はその終生を刑務所で過ごすことになります。
一方、日本では死刑はあるものの、終身刑は制度としては存在しません。日本の刑罰においては、長期の刑を受けた者は、その期間を刑務所で過ごしますが、その後に仮釈放などの制度が適用されることがあります。
これらの刑の執行の違いは、アメリカと日本の法律と文化の違いに起因しています。アメリカでは個別の事件に対して厳格な刑罰が適用される一方、日本では更生を重視する傾向があります。
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