つるみん

キャデラック・マンのつるみんのレビュー・感想・評価

キャデラック・マン(1990年製作の映画)
3.2
ロビンとティム・ロビンスのW主演。

今回ロビンは得意な話術で圧倒的な業績を上げるカー・セールスマンを演じる。私生活も充実してるかのように見えたその時に店内で「女房と浮気した奴は誰だ!?」とAK-47をぶっ放してきたティム・ロビンス。そんな狂った彼の人質となってしまったロビンは持ち前の話術でどう乗り切るのか?というお話。

この作品もロビンファンにとっては貴重な一作。なぜならロビンの父親が実際にカー・セールスマンだった為、その仕草を似せたりなどしている。実際にロビンの父親の思い出をベースに監督のロジャー・ドナルドソンが撮り、製作もしたくらいだ。劇中ロシア人にリンカーン・コンチネンタルを売りつけるシーンがあるのだが、ロビンの父親はそのリンカーン・コンチネンタル社の重役だったというのも笑えてくる。

ティム・ロビンスとのアドリブ会話も楽しめるのだが、映画自体はさほど面白くはない。テンポも悪いし、そこまでコメディといった感じもしない。ラストの展開も微妙で、ティム・ロビンスは今後どうやって生きていけば良いのだ笑
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