オーウェン

シュア・シングのオーウェンのレビュー・感想・評価

シュア・シング(1985年製作の映画)
3.5
多分ジョン・キューザックの青春ものといえば「セイ・エニシング」の方だろうが、この作品も実に爽やかな中身に仕上がっている。

クリスマスを西海岸で過ごしたいが学生の身では金がない。
そこで親友の男女がヒッチハイクで一緒に目的地へ行こうと提案する。

男は妄想に憧れた女性を、女はボーイフレンドが待っている。
それぞれ相手はいるが、旅の途中で二人の気持ちに変化が訪れていく。

監督のロブ・ライナーもここまでスッキリするような恋愛ものになるとは思っていなかったのかもしれないが、きれいに収まっていく二人の恋愛模様は楽しめる。

相手役にはダフネ・ズニーガ。
同乗するティム・ロビンスや、この頃は髪がまだフサフサなアンソニー・エドワーズなど、若手が多数出ているのも80年代の特徴。
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